犬のしつけ~ ②:基本的なしつけ ~
ここで言う「基本的なしつけ」とは、
犬に飼い主がリーダーであることを認識させるしつけ、
言いかえれば、犬との間に、リーダーシップを築くための
しつけになります。
もしこれがうまく行かなければ、後の章でお話する、
犬の問題行動の原因にもなります。
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以下、基本的なものを説明していきます。
1.「リーダー・ウォーク」
これは、飼い主が先頭になって、散歩をすることです。
犬は、他の動物同様、常に前に行こう、前に行こうとします。
これを飼い主が先頭になり、飼い主に従うことで、
前に行くことを促す方法です。
攻撃は最大の防御、とは、ボクシングで言われることですが、
前に行くことは、多くの動物に共通する本能であると思います。
しかし、それだからこそ、自分より前にいるものが、
自分よりも、上位と自覚するのでしょう。

ペットショップや通販においては、犬が前に行くようになると、 力が加わる首輪などが販売されていますので、
こういうものを利用するのも、効果的な方法になるでしょう。
2.「ホールド・スチール」
これは、犬の背後から飼い主が体を被せ、犬に飼い主の体の感覚を伝え、飼い主の体に触れれば、安心感を得られると教え込むしつけです。
その場合、背後から下顎を持って、上に持ち上げることも、
効果的な方法です。
なお、余計なことかもしれませんが、あまり力を入れ過ぎると、
暴力にもなりかねませんので、注意して下さい(笑)。
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3.「タッチング」
これは、2.「ホールド・スチール」をさらに発展させたもので、
背後から被さっても静かにしているようなら、今度は、飼い主が自由に、
犬を仰向けにさせたり、片足を持ったりして、
なお一層、飼い主の体の感覚を教え込むことです。
もし暴れたりしたら、無理をせず、思う様にできるまで、気長に学習させるようにしましょう。
なお、こちらも、2.「ホールド・スチール」と同様、
暴力にならないように、注意して下さい(笑)。
以上、基本的なしつけになります。
先に申し上げましたが、これらの狙いは、
犬に飼い主をリーダーとして、自覚させることにあります。
大事な点は、この人といると、安心安全だ、と認識させることです。
それには、心の繋がりとと同時に、肉体の安らぎも、
犬に伝えていく必要があるでしょう。
動物の世界で、グルーミングというものがありますが、
まさに、これらのしつけが、その一種とも言えます。
犬のしつけと言えば、有名なフセ、オスワリ等、定番のものがありますが、
それらは、ページを代えてお話します。
ちなみ、上記で述べたことと矛盾しているかもしませんが、
筆者の場合、現在、リーダー・ウォークをしていません。
犬が先頭になって、散歩をしていますが、
筆者の言うことを、きちんと聞いてくれます。

ずいぶん前に、そり犬の訓練をテレビで見ましたが、散歩の時は、敢えて犬を先頭にしていました。理由は、犬が先に行こうとする本能を衰えさせないため、とのことで、「リーダー・ウォーク」が基本なのに、問題はないかとの質問に、信頼を築けば関係ない、とのことでした。
別に、筆者と犬との関係を自慢するつもりはありませんが(笑)、
犬との関係で一番大事なことは、これまでに何度も触れているように、
犬に自分がリーダーであると認識させることでしょう。
ここでお話したことは、あくまで基本的な訓練の一つ、として、
参考にしていただければ、幸いです。
しかし、しつこいですが、暴力には、気をつけて下さい(笑)。
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